瀬谷災ボラ便り

平成31年1月

瀬谷区災害ボランティアネットワーク

 

瀬谷区災害ボランティアセンター開設訓練

音声読み上げ

1月26日(土)せやまる・ふれあい館で、大地震を想定した「災害ボランティアセンター」の開設訓練を実施しました。参加者は、ボランティア役25名(横浜隼人高14名、防災拠点6名、一般5名)、スタッフ28名(災ボラ11名・社協5名・区役所5名、他)、見学6名、取材1名の計60名でした。

ボランティア役の参加者は、車椅子体験、高齢者疑似体験、にこてらす訪問、保育園訪問を行いました。実際に高齢者疑似体験をした高校生から「少し怖い思いや体が思うようにならない体験をして、大変な事が分かったので、今後の生活に活かしていきたい」という感想が聞かれました。

した参加者からは、「防災用品の備蓄や防災訓練の取り組みを知り防災に対する意識、対応が立派でした。」という感想が聞かれました。日頃から防災への備えをする大切さを伝えられる機会となりました。

普段の生活では体験できない不自由さを感じてもらえたと思います。また、保育園へ訪問(右上へ)

ボランティアニーズの受付は、実際に電話で受けて派遣依頼票に記入する訓練を行いました。ボランティアセンターの運営側の役割を参加者自身で感じてもらえる機会になりました。

開設訓練では初めて、災害情報ツイッター(DITS)発信訓練を行い訓練の状況を、会場内に映して紹介をしました。

訓練実施後の参加者アンケートには、「貴重な体験が出来て、災害時に地域で手を取り (左下へ)


(右上より)合って乗り越えていく重要性と力強さを感じる事が出来ました」とありました。

スタッフと参加者が真剣に取り組み、災害ボランティアセンターの作業内容を伝えられる訓練になったと思います。来年度の訓練に今回の内容を活かして、日々の災ボラの活動を継続していきたいです。

瀬谷区災ボラネット 小川滋

瀬谷区社会福祉協議会 玉井千尋 

写真 瀬谷区災ボラネット 辻川和伸

 

「紙芝居座せや」として交流フェスティバル2018に参加して

音声読み上げ

瀬谷区の災害ボランティアネットワークの紹介により、防災の意識を高めるための紙芝居「オカシモは火事のお約束」、瀬谷の民話「かまとり池」など3演目を3回演じました。

拍子木でカチカチカチと“紙芝居始まりま~す”と呼びかけると、子供から大人まで20脚ほどの椅子があっという間に埋まり、立ち見までできたのにはびっくり。口演が始まるや、皆さんが紙芝居の世界に入りこむ様子を感じてさらにびっくり。

当初の心配はどこへやら、演者3名大変やりがいを感じたひと時でした。改めて紙芝居が防災意識を高める上でも役に立つものなのだと認識しました。6名からなる『紙芝居座せや』、今後も地域の方々と交流できることを楽しみにしています。

文 加藤 章文

写真(災ボラ)篠 康房