瀬谷区地域防災拠点運営委員会連絡協議会に出席しました

5月29日、篠さん、辻川の2人で地域防災拠点運営委員会連絡協議会に出席しました。3つ目の会議で嬉しいハプニングがあったので紹介します。
この会議は瀬谷区15ヶ所約50名の防災拠点代表者が出席する会議で、主な議題は区役所危機管理から防災拠点代表者へ新しい瀬谷区防災計画震災対策編を紹介することで、危機管理の佐藤さんが約30分にわたり詳しく説明していました。新しい瀬谷区防災計画震災対策編および佐藤さんのプレゼンについては別途紹介します。

私の前に社協 仲丸さんが「黄色と緑のバンダナ」「障害団体と地域住民が一緒に行う「避難所体験」に協力して欲しいと訴え、その後、私は防災計画地震対策編でボランティア活動が明記されたこと、災ボラセンター設置・運営マニュアルを作るので地域防災拠点からもっと災ボラに参加して一緒に作って欲しいと訴えました。2時間位の会議の終わり近くだったこともあり、私の声がどこまで疲れた拠点代表者の耳に届いたかは分かりません。

全体をまとめた質疑応答で、最後に意見を述べたのは三ツ境小地域防災拠点運営委員会の山口事務局長でした。内容は昨年10月20日の三ツ境小防災訓練で、瀬谷災ボラと一緒に訓練した時の話、そして災ボラ総会に出席した時の話でした。
最初は両者の意見がすれ違い中々うまく行かなかった。何度も打ち合わせる内に段々フェイズが合ってきた。訓練当日、防災拠点ニーズに応じ、横浜市各区から集まったボランティアがケアプラザや別の拠点への要介護者搬送したり区割訓練に参加して呉れた。訓練を通じ災ボラの役割がようやく理解出来た。神奈川災ボラからITに強いボランティアがツイッターで訓練状況を実況中継した。これらのITカルチャーはこれまでの防災拠点には無いもので大きな刺激を受けた。災ボラと連携訓練でき、新しいカルチャに触れることが出来本当に良かった。
瀬谷災ボラ総会にも参加したが、そこに知的障害児のお母さん達(ant mama)も参加し災害発生時どう対応して欲しいか説明していただき良い勉強になった。三ツ境小防災拠点でもぜひ紹介したい。
山口さんの話は地域防災拠点代表者にとっては身内の話であり、私や仲丸さんが話す以上に心に響くものがあったようで皆さん興味深かげに聞いていました。山口さんには本当に感謝、感謝です。もちろん会議終了後お礼を言いました。
ところで、地域防災拠点はこれまで「紙と電話」の世界でメールもホームページも使っていません。しかし新しい横浜市防災計画では在宅被災者を含めた情報集約窓口の役割を担うことになっています。これを考えると地域防災拠点にとってもIT技術(情報ボランティア技術)活用は必須です。山口さんもこの点は良く分かっており、ぜひこの分野でも協力して欲しいと依頼されました。
また総会では三ツ境連合の諸橋会長、瀬谷第4連合の小野会長も出席されていたので、災ボラセンター設置・運営マニュアル作成に拠点から人を出して欲しいとお願いし、三ツ境小からは芝田さん、二つ橋小からは森田防災委員長を出していただけることになりました。